福岡県大野城市白木原の住宅街で、木造2階建ての解体を担った施工事例です。長年ご家族の暮らしを見守ってきた、瓦屋根の美しい和風のお住まい。建物を撤去して地面を掘り進めたところ、地中から想定外の「旧建物の基礎」が出てきました。解体前の姿から、あわてず正直に対応し、次の活用へつなぐ更地までの記録です。
🏠 解体前|長年ご家族を見守ってきた木造2階建て

大野城市白木原は、戸建て住宅が立ち並ぶ市街地です。瓦屋根の庇や銅板の軒が美しい、長年その場所で役割を果たしてきた和風のお住まいを、次の土地活用に向けて解体することになりました。お隣との距離が近い住宅地では、「ご近所にご迷惑がかからないだろうか」というご心配がつきものです。だからこそ私たちは、工事の技術と同じくらい、まわりへの配慮を大切にしています。
🕳️ 想定外|地中から現れた「旧建物の基礎」

解体は、地上の建物を撤去して終わり——とは限りません。地面を掘り進めると、以前そこに建っていた建物の基礎や、昔に埋められたコンクリートのかたまりが出てくることがあります。これを「地中埋設物(地中障害物)」と呼びます。今回も、まさにこのケースでした。こうした地中のコンクリートを残したままにすると、その後の土地利用の妨げになってしまいます。だからこそ、しっかり撤去しておくことが、次に土地を使う方への大切な「準備」になります。
📏 私たちの工夫①|あわてず、まず正確に計測・記録

想定外のものが出てきたときこそ、いきなり壊し始めません。まずはどのくらいの大きさ・深さなのかを箱尺(スケール)で計測し、写真で記録します。そのうえで状況をお客様にご報告し、ご相談のうえで進め方を決めていきます。「黙って追加で進める」ようなことは、私たちは決していたしません。見えない部分こそ、ていねいに・正直に——それが、サンミライ開発の解体です。
🚜 私たちの工夫②|近隣に配慮しながら、ていねいに撤去

計測と記録を終えたら、いよいよ撤去です。重機の先端に付けた圧砕機(あっさいき)で、地中のコンクリートを少しずつ砕きながら掘り出していきます。住宅が立ち並ぶ市街地では、音や振動、ほこりがどうしても出てしまいます。だからこそ、次のことを徹底しました。
- 事前のご挨拶:工事が始まる前に、近隣の皆様へご挨拶にうかがいました
- 養生・こまめな散水:粉じんの飛散をおさえながら作業を進めました
- 毎日の清掃:現場のまわりや前面の道路をていねいに保ちました

掘り出したコンクリートは土としっかり分け、種類ごとに分別して、資源として次の役割へと送り出します。地中に残してしまえば見えなくなるものですが、見えなくなる部分こそ、きちんと片付ける。それが、次に土地を使う方への誠実さだと考えています。
✨ 完工|地中まで片付けて、きれいな更地へ

こちらが完工後の様子です。地上の建物はもちろん、地中の旧基礎まですべて撤去し、地面を平らに整地しました。広々と開けた、気持ちのよい更地になりました。

近隣の皆様には、工事の間ご協力をいただき、本当にありがとうございました。最後まで、養生・散水・清掃をていねいに行い、気持ちよくお引き渡しできる状態に整えています。
🌱 役割を終えた土地が、次の物語へ
私たちにとって解体は、ただ壊すことではなく、その土地の次の物語のための準備です。地上だけでなく、地中の見えない部分まできれいに整えてはじめて、「次の準備」が本当に整います。
「もの・場所・家には役割がある」——すっきりと開けたこの更地が、これから新しいお住まいや、新しい使い方へとつながっていく。長いあいだこの場所が果たしてきた役割に感謝しながら、次のオーナー様へ、ていねいにバトンをお渡しします😊
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