福岡市西区・姪浜駅にほど近い街で、2方向の道路に面した角地の木造2階建て住宅を解体した施工事例です。この現場は、解体のあとに施主様の新しい住まいづくりが控えていました。
🏠 Before|和瓦の屋根に、窓辺の面格子

和瓦の屋根に、窓辺の面格子、玄関まわりのタイル——長く大切に住まわれてきたことが伝わる、しっかりとした造りの木造2階建てです。姪浜駅にほど近く、住宅とお店が程よく混ざり合ったエリアの角地に建っていました。役割を終えたこのお住まいを、感謝の気持ちを込めてお預かりしました。

駅に近く、お住まいやお店が近接するエリアだからこそ、まずは近隣の皆様へのご挨拶から始めました。解体工事は、騒音や振動、粉じんなど、どうしてもご近所の皆様にご負担をおかけする工事です。だからこそ、事前のお声がけとコミュニケーションを何より大事にしています。
🔨 瓦は、一枚ずつ手で降ろします

工事はまず、屋根の瓦を一枚ずつ手作業で外すところから始まります。降ろした瓦は種類ごとに仕分けて、再資源化へ回します。こうして並べてみると、一軒の家がどれだけの瓦に守られてきたのかが分かります。

室内は、壁や天井の内装を手作業ではがしていきます。木くず・瓦・金属などは種類ごとに分別し、一つひとつ運び出します。混ぜずに分ける——ここをていねいにやっておくことが、あとの工程を左右します。

そのうえで、大きな重機で建物の上の部分を解体し、そのあとは小さな重機に替えて、基礎や塀まで撤去していきます。工事の段階に合わせて重機を使い分けながら、周囲にぶつからないよう、オペレーターと作業員が声を掛け合って慎重に進めました。

現場は住宅やお店が近接する場所にあります。だからこそ、全体を足場と養生シートでしっかりと囲い、こまめな散水で粉じんを抑えました。前面道路には駐車禁止の表示を設け、通行される方の安全にも配慮しています。角地は2方向から人と車が来るぶん、目配りする方向も倍になります。
✨ After|角地の敷地が、広々と現れました

建物と基礎、そして境界の塀まですべて撤去し、角地の敷地全体を見渡せるようになりました。2方向の道路に面した、日当たりのよい明るい立地です。ここから地面をていねいに整え、施主様の新しい住まいづくりへと進んでいきます。

建物がなくなると、それまで見えなかったものが姿を見せます。境界の位置、道路との高さの関係、隣地との取り合い。新しく建てる計画にとっては、この段階で確かめた情報が、そのまま次の設計の材料になります。だから私たちは、更地になった時点の状態をていねいに記録してお渡しします。

住宅やお店が近接するエリアでの工事でしたが、養生・こまめな散水・現場周辺の清掃を最後まで徹底し、駐車禁止の表示で通行の安全にも配慮してまいりました。工事期間中、ご理解とご協力をいただいた近隣の皆様に、心より感謝申し上げます🙏
解体工事は、古い建物を壊すだけの仕事ではありません。その土地に新しい住まいをつくるための、大切な「準備」です。解体を終えたこの場所から、施主様の新しい暮らしづくりが始まります。私たちも、その新しい一歩を心から応援しています😊
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